熱を下げ、喉・筋肉・関節の痛みを改善する成分です。 アスピリン、エテンザミド、アセトアミノフェン、イブプロフェン、イソプロピルアンチピリンなどがあります。 イブプロフェンは、他の成分に比べ症をおさえる作用が強い成分です。 イソプロピルアンチピリンはピリン系の成分で解熱作用は強力です。 小児はアセトアミノフェンを含む薬が向いています。 副作用と服用中の注意 1.ピリンアレルギーや薬剤アレルギーの多い方は非ピリン系かぜ薬の方が無難です。 3.鎮痛・解熱薬で胃腸の具合が悪くなることがありますので、何か食べたあとに服用しましょう。 他の病気で治療中の方の注意 2.喘息発作(アスピリン喘息)のある方:アスピリン、イブプロフェンで喘息発作が誘発される方がいます。鎮痛・解熱薬はアセトアミノフェンに気管支拡張薬が配合されている薬が適当です。 3.全身性エリテマトデス、混合性結合組織病の方:イブプロフェンを含有する薬は無菌性髄膜炎(発熱、激しい頭痛)を起こすことがあります。アセトアミノフェンを含む薬を選ぶようにします。 Q6.かぜ薬の成分と選び方・服用法について教えてください? 薬に関するQ&A 一般社団法人 愛知県薬剤師会
作用と特徴 グリチルリチン酸はカンゾウ(甘草)という生薬に含まれる成分ですぐれた消炎作用があり、一般用医薬品では、のどのはれや痛みを鎮める目的でかぜ薬や口腔内殺菌トローチなどに使用されます。また、鼻粘膜や胃粘膜の炎症を鎮める目的では鼻炎薬や胃腸薬、目の炎症を鎮める目的では点眼薬などに幅広く使われている成分です。 グリチルリチン酸-薬の成分ディクショナリー【エスエス製薬】